ChatGPTで自社をおすすめしてもらうには?名前が出ない原因と確認手順、相談先の選び方と頼む場合の費用
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ChatGPTで自社の名前が出ないのはなぜか。原因を5つに分け、社名を入れる・入れないの2通りで出方を確かめる手順、すぐできる対策の進め方、別の会社と取り違えられるときの直し方、対策を頼むときの相談先の選び方と費用の目安まで説明します。
目次
ChatGPTで自社の名前が出ないのは、知名度が低いからというより、ChatGPTが答えるときに読む公式サイトや解説記事に、自社を「この相談に合う会社」と判断できる情報が足りないからです。
原因は大きく5つあります。社名を入れずに聞く・社名を入れて聞くの2通りで今の出方を確かめれば、5つのうちどこから直せばよいかがわかります。この記事では、原因と確かめ方、対策の進め方に加えて、対策を頼むときの相談先の選び方と費用の目安もまとめました。
ChatGPTで自社の名前が出ない原因
ChatGPTで自社の名前が出ない原因は、大きく5つです。ChatGPTは、答えるのに新しい情報が役立つ質問では自動でウェブ検索することがあります。検索したときは、見つけたページを読んでから答えます。
そのため、AIが読むページに自社のことがどう書かれているかで、名前が出るかどうかが変わります。社名が載ったページを増やすだけでは足りず、何の会社で、なぜその相談に合うのかが伝わることが大切です。
質問への回答に最新情報が役立つ場合、ChatGPT は自動的にウェブを検索することがあります。
5つの原因と、それぞれの確かめ方・直し方をまとめると次のとおりです。
| 原因 | よくある状態 | 確かめ方 | 直し方 |
|---|---|---|---|
| AIが公式サイトを読めていない | robots.txtでOAI-SearchBotを止めている。サービスの説明が画像やPDFにしかない | robots.txtの設定と、ページの本文に説明が文字で書かれているかを見る | OAI-SearchBotを許可し、大事な情報をページの本文に書く |
| 何の会社かがサイトから伝わらない | 会社名・所在地・対象のお客さま・サービスの中身が本文に書かれていない | 「(社名)はどんな会社?」と聞き、説明が正しいかを見る | サービスページと会社概要に、誰のどんな困りごとを解決する会社かを書く |
| 選ぶ理由になる情報が足りない | 事例・料金・対応範囲が載っていない | 社名を入れずに相談の形で聞き、自社が候補に入るかを見る | 事例・料金・対応範囲・よくある質問を載せる |
| ほかのサイトで紹介されていない | 解説記事・比較記事・取材記事に自社が出てこない | ChatGPTの答えの出典に、どのサイトが出ているかを見る | プレスリリースや寄稿、比較記事への掲載で、紹介される機会を増やす |
| 社名や会社情報がそろっていない | 社名の書き方や住所、代表者名がサイトの内外でばらばら | 社名を入れて聞き、別の会社と取り違えていないかを見る | 表記をそろえ、構造化データで正式な社名を伝える |
AIが公式サイトを読めていない
公式サイトがあっても、AIがその中身を読めなければ、答えの材料になりません。よくあるのは次の2つです。
- robots.txt(検索エンジンなどのロボットに、サイトのどこを読んでよいかを伝えるファイル)で、ChatGPTの検索用のロボット「OAI-SearchBot」を止めている
- サービスの説明が画像やPDFだけに書かれていたり、JavaScriptが動いたあとにしか表示されなかったりする
OpenAIによると、OAI-SearchBotを止めたサイトは、ChatGPTの検索の答えに表示されません。Googleも、AIによる概要(AI Overviews)やAIモードにページがリンクとして表示されるには、インデックスへの登録などが必要だと説明しています。
AI による概要や AI モードでサポートリンクとしてページが表示されるには、ページがインデックスに登録されており、Google 検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
最低限、次の情報はページの本文に文字で書いておきましょう。
- 会社名、所在地、対応地域
- サービス名と具体的な提供内容
- 対象のお客さま、対応業種、解決できる課題
- 料金の考え方、納期、対応範囲
- 導入事例、実績、担当者情報
- 問い合わせ方法と対応時間
何の会社かがサイトから伝わらない
会社名・所在地・対象のお客さま・サービスの中身がページの本文に書かれていないと、AIは自社が「どの相談に合う会社か」を判断できません。トップページに抽象的なキャッチコピーだけが並び、何をしている会社かが具体的に書かれていない場合も同じです。
2026年10月6日に、フォワードXがAIO対策の会社を探す110問を3つのAI(ChatGPT・Gemini・Claude)に5回ずつ聞いて、1,650の回答を調べました。
「ChatGPTで自社がおすすめされるように対策してくれる会社は?」という質問では、ChatGPTは5回中5回、会社の公式ページを読んでから答えていました。公式サイトに何の会社かが書かれているかどうかが、そのまま答えに響きます。
選ぶ理由になる情報が足りない
「おすすめは?」と聞かれたAIは、何社かを候補に挙げて比べてから答えます。事例・料金・対応範囲など、比べる材料が載っていない会社は、候補に残るのが難しいでしょう。
大切なのは、「何をしている会社か」だけでなく「なぜほかの会社より合っているか」が伝わることです。
たとえば「Web制作会社」だけでは、ほかの候補との違いがわかりません。「中小企業の問い合わせを増やすために、経営者との打ち合わせから改善・検証まで支援する会社」と書けば、対象と強みが具体的になります。
ほかのサイトで紹介されていない
AIは、公式サイトだけでなく、解説記事・比較記事・取材記事など、ほかのサイトに書かれていることも照らし合わせて答えます。公式サイトの外で自社が紹介されていないと、候補を集める段階で名前が挙がらないことがあります。
フォワードXの同じ調べでは、「Googleでは上位に出るのに、ChatGPTでは自社の名前が出てこない。対策してくれる会社は?」という質問に対し、GeminiとClaudeは10回中9回、この種の解説記事を読んでから答えていました。
AIによって読むページが違うため、公式サイトとほかのサイトの両方を整えておきましょう。
社名や会社情報がそろっていない
社名の書き方(英字・カタカナ・旧社名)や住所、代表者名が、サイトの中と外でばらばらだと、AIは同じ会社だと判断できません。名前が出ない原因になるだけでなく、名前の似た別の会社と取り違えられることもあります。
たとえば、公式サイトでは英字の社名なのに、地図サービスの会社情報ではカタカナで載っている場合や、移転したのに業界団体の名簿に前の住所が残っている場合です。人が見れば同じ会社だとわかっても、AIには別々の会社の情報に見えることがあります。
当てはまるかどうかは、「(社名)はどんな会社?」と聞くと確かめられます。所在地や事業内容が別の会社のものになっていたり、旧社名で説明されたりしていれば、この原因を疑いましょう。直し方は「別の会社と取り違えられるときの直し方」で説明します。
ChatGPTでの自社の出方を確かめる手順
5つの原因のどれに当てはまるかは、自分で確かめられます。
ChatGPTの答えは、聞く人や日時、地域、それまでの会話の流れによって変わります。1回聞いただけで判断せず、新しいチャットで同じ質問を5回ほど聞き、結果を記録しておきましょう。
同じ手順で、GeminiやClaudeでも確かめられます。お客さまが使うAIは人によって違うので、ChatGPTだけでなくほかのAIでも見ておくと安心です。
社名を入れずに、相談の形で聞く
まずは社名を入れずに、お客さまが実際に聞きそうな相談の形で聞いてみましょう。自社の名前が出るか、出たら何番目か、一緒に出た会社はどこかを見ます。
質問文は、業種・地域・相談内容を自社に合わせて入れ替えて使います。
- (業種)向けの(相談内容)に強い会社は?(例:製造業向けのWeb集客に強い会社は?)
- (地域)で(相談内容)を頼める会社を教えて(例:大阪で採用サイトの制作を頼める会社を教えて)
- (困りごと)。相談できる会社はある?(例:ホームページからの問い合わせが減っている。相談できる会社はある?)
- (相談内容)を(予算などの条件)で頼める会社を3社教えて(例:月10万円以内でSEO記事の制作を頼める会社を3社教えて)
社名を入れて、会社の説明を聞く
次に「(社名)はどんな会社?」と聞き、事業内容・所在地・強みが正しく説明されるかを見ます。
社名を入れずに聞くと出ないのに、社名を入れると正しく説明される場合は、AIは自社を知っていても、相談に合う会社として選べていません。「選ぶ理由になる情報が足りない」か「ほかのサイトで紹介されていない」が当てはまるでしょう。
社名を入れても「わからない」と言われたり、説明が間違っていたりする場合は、「AIが公式サイトを読めていない」か「社名や会社情報がそろっていない」を疑ってください。
答えの出典を確かめる
ChatGPTがウェブを検索して答えたときは、答えに出典のリンクが付くことがあります。「情報源」を開くと、どのページを読んで答えたかがわかります。自社のページ、比較記事、解説記事のどれが読まれているかを見ておきましょう。
自社のページが出典に一度も出てこないなら、次の手順で、AIがサイトを読めるかを見る番です。
AIがサイトを読めるかを確かめる
ブラウザで「https://(自社のドメイン)/robots.txt」を開き、「OAI-SearchBot」や「User-agent: *」の下に「Disallow: /」と書かれていないかを確認しましょう。書かれていれば、ChatGPTの検索用のロボットを止めている状態です。
OpenAIは、ChatGPTの検索の答えに出るにはOAI-SearchBotを許可するよう案内しており、robots.txtを直してから反映されるまで24時間ほどかかる場合があると説明しています。
あわせて、サービスの説明や会社概要が、画像やPDFだけでなくページの本文に文字で書かれているかを確かめます。ページの文字をマウスでなぞって選べなければ、画像になっている可能性があります。
結果を記録する
確かめた結果は、次のような表に記録しておくと便利です。
| 日付 | 使ったAI | 質問文 | 自社が出たか | 出た順番 | 一緒に出た会社 | 出典のURL | 説明が正しいか |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (記入例)10月1日 | ChatGPT | 製造業向けのWeb集客に強い会社は? | 出た | 3番目 | A社・B社・C社 | (出典のURL) | 正しい |
1回の結果で判断せず、「5回中何回出たか」で見ます。月に1回ほど同じ質問で記録を続けると、対策のあとに出方が変わったかもわかります。
ChatGPTでおすすめされるための対策の進め方
対策は、すぐにできることから順に進めます。前の手順で確かめた状況に合わせて、どこから手をつけるかを決めましょう。
| 状況 | 優先する対策 | 理由 |
|---|---|---|
| AIが公式サイトを読めていない | robots.txtと本文の書き方を直す | 読めないページは、答えの材料にならないため |
| 何の会社かがサイトから伝わらない | サービスページと会社概要を直す | AIが、どの相談に合う会社かを判断できないため |
| 選ぶ理由になる情報が足りない | 事例・料金・よくある質問を足す | 比べる材料がないと、候補に残らないため |
| ほかのサイトで紹介されていない | 公式サイトの外で紹介される機会を増やす | AIは、ほかのサイトの情報も照らし合わせて答えるため |
| 社名や会社情報がそろっていない | 社名・住所などの書き方をそろえる | AIが、同じ会社だと判断できないため |
おすすめされたい相談を1〜3個に絞る
最初から全ページを直すより、おすすめされたい相談を1〜3個に絞るほうが、無理なく進められます。たとえば「製造業向けのWeb集客」「採用に強いホームページ制作」など、お客さまが実際に聞きそうな相談を決め、その相談に答えるページから直していきましょう。
複数のサービスがある会社は、サービスごとに対象のお客さま・困りごと・事例・対応地域を分けて整理します。
AIがサイトを読める状態にする
robots.txtがOAI-SearchBotを止めていれば許可に直し、サービスの説明や会社概要は、画像やPDFだけに頼らず本文にも文字で書きましょう。構造化データ(検索エンジンにページの中身を伝える、決まった形式の書き方)は、次のように中身に合う形で入れます。
- 会社概要:Organization
- サービス:Service
- よくある質問:FAQPage
AIのための特別な書き方に頼るのはやめましょう。文章をAI向けに細かく分けたり、llms.txt(AI向けにサイトの要点をまとめるファイル)を置いたりするだけでは、おすすめされるようにはなりません。Googleは、こうしたファイルはGoogle検索では使わないとしています。
Google 検索(生成 AI 機能を含む)で表示されるようにするために、機械可読ファイル、AI テキスト ファイル、マークアップ、またはマークダウンを新たに作成する必要はありません。Google 検索自体がこれらを使用しないためです。
出典:Google Search Central「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」
AIO対策は、SEOを土台にして進めるものです。今あるSEOの記事を、AIの答えで引用される形に書き直す方法は「SEO記事のアクセスが減ったら?」で詳しく説明しています。
サービスページと会社概要を整える
サービスページの冒頭には、「誰の、どんな困りごとを、どう解決するか」を書いてください。続けて、対応範囲・進め方・料金・期間を書くと、比べるときの材料がそろいます。
会社概要には、会社名・所在地・代表者・事業内容をそろえて書きます。トップページ、サービスページ、事例、会社概要で、対象のお客さまと強みの書き方をそろえておけば、AIが会社の位置づけを取り違えることも減るでしょう。
見出しは「サービスの内容」「対応できる困りごと」「進め方」「事例」「よくある質問」のように、読む人にもAIにも中身がわかる言葉にしましょう。
事例とよくある質問を載せる
事例は、お客さまの困りごと・やったこと・変化を、業種や期間などの条件と一緒に書きます。数字がないときは、無理に数字を出さず、やったことと変化を言葉で書きましょう。
よくある質問は、比べるときに出る疑問に答える形で置きます。たとえばAIO支援の会社なら、「どんな会社に向いているか」「SEOとの違いは何か」「効果をどう測るか」などです。お客さまが問い合わせの前に知りたいことに、先に答えておくのがおすすめです。
ほかのサイトで紹介される機会を増やす
プレスリリース、業界メディアへの寄稿や取材、比較記事への掲載など、公式サイトの外で自社が正しく紹介される機会を増やしていきましょう。紹介されるときは、社名や事業内容の書き方を公式サイトとそろえてもらいます。
形だけのリンク集めや、不自然な口コミを増やすやり方はおすすめできません。Googleも、ウェブのあちこちで自社に触れてもらうことを追いかけるより、役に立つ中身をつくることのほうが大切だとしています。
月1回測って、直し続ける
対策は一度で終わりではありません。次の流れを、月に1回ほどくり返しましょう。
- おすすめされたい質問を、業種・地域・相談内容ごとに決める
- ChatGPTや検索結果で、競合の会社がどう出ているかを調べる
- 自社に足りない説明・事例・比べる材料を足す
- サービスページ、よくある質問、構造化データ、サイト内のリンクを直す
- AIでの出方、検索順位、アクセス数、問い合わせを記録する
記録には、「結果を記録する」の表を使います。出方の目安には、SOV(シェア・オブ・ボイス。狙った質問の答えに、自社がどのくらいの割合で出るか)を使うと、変化が数字でつかめます。たとえば、同じ質問を5回聞いて2回出たら、SOVは40%です。
別の会社と取り違えられるときの直し方
ChatGPTが自社を、名前の似た別の会社と取り違えて答えることがあります。社名や会社の情報が、サイトの中と外でそろっていないと起こります。次の順に直していきましょう。
- 会社概要に、正式な社名・読み方・旧社名・所在地・代表者・事業内容をそろえて書き、名前の似た会社とは別の会社だとわかるようにする
- 地図サービスの会社情報や業界団体の名簿、プレスリリースなど、ほかのサイトに載っている社名や住所の書き方を、公式サイトに合わせる
- 構造化データ(Organization)で、登記した正式な社名(legalName)と、英字表記や略称などの別の呼び方(alternateName)を伝える
- 直したあと、「(社名)はどんな会社?」と聞き、答えが変わったかを確かめる
ホームページに組織の構造化データを追加すると、Google は組織の管理情報の詳細を把握して、検索結果で組織を明確化できるようになります。
出典:Google Search Central「組織(Organization)の構造化データ」
ほかのサイトの情報は、すぐには書き換わらないことがあります。「結果を記録する」の表を使い、月に1回ほど確かめ続けてください。
対策を頼むときの相談先の選び方
自社だけで進めるのが難しいときは、AIO対策(LLMO対策・GEO対策とも呼ばれます)を支援する会社に頼む方法があります。ChatGPTで名前が出ない困りごとを相談するなら、相談先を比べるときに見るところは次の6つです。
「AIO・LLMO・GEO対策会社おすすめ21選」では、料金や対応範囲を会社ごとに比べています。
料金の総額
月額の安さだけを見ていると、初期費用がかかる会社や最低契約期間が長い会社を選んだとき、払う総額が思ったよりふくらみます。月額に最低契約期間の月数をかけ、初期費用を足して、契約したら最低いくら払うかで比べましょう。
あわせて、月額に何が含まれるかも確かめます。分析と報告だけの月額なのか、記事の作成やページの直しまで入った月額なのかで、同じ金額でも頼める中身が変わります。
記事やページの直しが別の料金になる場合は、その分も足して比べる必要があります。料金表の金額が税抜か税込かも、見落とさないようにしたいところです。費用の目安は、次の「対策を頼むときの費用の目安」で説明します。
無料診断の有無
契約の前に、ChatGPTなどの答えに自社がどう出ているか、競合と比べてどうかを、無料で見てもらえるかを確かめましょう。「結果を記録する」の表を持っていくと、相談が具体的になります。
無料診断で何を調べてもらえるかは、申し込む前に聞いておくと安心です。競合を何社まで見てもらえるか、どんな質問で調べるのか、改善案まで出してもらえるのか、といったところです。
診断の結果は、自分で記録した結果と見比べてみてください。診断で使った質問が、お客さまが実際に聞きそうな質問とずれていないかも確かめておけば、そのあとの相談で話が食い違いません。
対応するAI
お客さまが使うAIは、ChatGPTだけとは限りません。GeminiやGoogleのAIによる概要など、ほかのAIにも対応しているかを確かめましょう。
AIによって、名前の出方が違うことがあります。相談する前に、「ChatGPTでの自社の出方を確かめる手順」で使った質問をGeminiやClaudeでも聞いておくと、どのAIで名前が出ていないかがわかり、相談先にも伝えられます。
対策をするAIと、結果を測るAIが同じかどうかも大切な確認点です。AI Overviewsへの対策そのものは、「AI Overviews対策とは」の記事で詳しく取り上げています。
対応範囲
分析と提案だけで終わるのか、記事の作成・今あるページの書き直し・構造化データ・外部への情報発信まで引き受けてもらえるのかを確かめます。別の会社と取り違えられている場合は、その直しまで頼めるかも見ておきましょう。
社内にページを直せる人がいない場合は、提案を受けるだけでは進みません。サイトの更新を誰がするのか、WordPressなどの管理画面での直しまで頼めるのか、今の制作会社とどう分担するのかは、契約の前に決めておいてください。
記事を頼む場合は、月に何本まで作ってもらえるか、今ある記事の書き直しもその本数に入るのかも、契約の前に聞いておきたいところです。
効果の測り方と報告
何を測るのか(狙った質問の答えに自社が出た割合、AIからのアクセス、問い合わせなど)と、報告がどのくらいの間隔で届くかを確かめましょう。
測る質問は、契約の前に一緒に決めておくのがおすすめです。お客さまが実際に聞きそうな質問で測らないと、数字が上がっても問い合わせにまではつながりません。「社名を入れずに、相談の形で聞く」で作った質問文を持っていくと、話が早く進みます。
ChatGPTの答えは、聞く日時や会話の流れによって変わります。1回の結果ではなく、同じ質問を何回聞いて何回出たかで報告してもらえるかも確かめてください。報告のあとに、次に何を直すかまで話し合えるかも見ておきます。
公開している事例
事例は、業種・期間・何と比べた数字か(前年比など)といった条件と一緒に読みましょう。条件のない数字だけでは、自社でも同じようになるかを見きわめられません。
あわせて、何をして変わったのかにも目を通してください。狙う質問の決め方や直したページ、外部への情報発信など、やったことが書かれている事例なら、自社で頼んだときの進み方をイメージできます。
自社と業種や悩みが近い事例があるかも確かめます。たとえば「Googleでは上位に出るのに、ChatGPTでは名前が出ない」という悩みなら、同じ悩みから始まった事例を探します。近い事例が見つからなければ、無料診断などの場で、自社の場合はどう進めるかを聞きましょう。
対策を頼むときの費用の目安
公式サイトで料金を公開している会社の料金は、大きく次の3つの形に分かれます。
- 無料診断:AIの答えに自社がどう出ているか、競合と比べてどうかを、契約の前に無料で調べてもらう形です。
- 月額の伴走:AIの答えの調べ、競合との比べ、改善案、毎月の報告までを月額で頼む形です。記事の作成やページの直しは、社内で行うか、別の料金で頼みます。
- 記事制作込みの月額:分析に加えて、記事の作成、よくある質問や構造化データなどのページの直し、外部対策まで月額で頼む形です。月に作る記事の本数は、プランによって違います。
どの形でも、月額だけでなく、月額に最低契約期間の月数をかけて初期費用を足した、契約したら最低いくら払うかの額で考えます。予算に応じてできることや金額の幅は、「AIO対策の費用相場」の記事にまとめています。
対策を頼まなくてもよいケース
すべての会社が、対策を外の会社に頼む必要はありません。ここまでの手順の多くは、社内でもできます。まずは大事なページを3〜5本に絞って直し、出方が変わるかを確かめると、手間を抑えて始められます。
一方で、毎月の記録や記事づくりが社内で回らない、競合の会社を調べるところまで手が回らない、といった場合は、頼んだほうが早く進みます。
名前が出て、説明も正しい場合
社名を入れずに聞いても名前が出て、社名を入れたときの説明も正しいなら、今の状態を保てていると考えてよいでしょう。月に1回、同じ質問で確かめ続けるだけで足ります。
ただし、1回出ただけで判断せず、新しいチャットで5回ほど聞き、毎回出ているかを見てください。出たり出なかったりする場合や、出ても順番が後ろのほうの場合は、「選ぶ理由になる情報が足りない」の対策から見直しましょう。
サービスの中身や料金、所在地が変わったときは、公式サイトをすぐに直し、もう一度確かめます。AIが前の情報のまま答えることがあるためです。
直すところが数ページで済む場合
原因が「AIが公式サイトを読めていない」か「社名や会社情報がそろっていない」だけなら、robots.txtや会社概要を社内で直し、「ChatGPTでの自社の出方を確かめる手順」で確かめれば足ります。
たとえば、OAI-SearchBotを止めていたことだけが原因なら、robots.txtを書き換えて許可すれば済みます。直してから反映されるまで24時間ほどかかる場合があるため、翌日以降に同じ質問で確かめましょう。
社名や住所の書き方がばらばらだった場合は、公式サイトを直したあと、地図サービスの会社情報や業界団体の名簿など、自社で直せるところから合わせていきます。確かめ方は「別の会社と取り違えられるときの直し方」と同じです。
サービスページや事例がまだない場合
頼む前に、まず自社でサービスページと事例をそろえるほうが先です。対策を頼んでも、AIに伝える材料がなければ進みません。
まずは、おすすめされたい相談を1〜3個に絞り、その相談に答えるサービスページから作りましょう。冒頭に誰の、どんな困りごとを、どう解決するかを書き、対応範囲・進め方・料金・期間を続けます。書き方は「サービスページと会社概要を整える」で説明しています。
事例は、数字がなくてもかまいません。お客さまの困りごと・やったこと・変化を、業種や期間などの条件と一緒に言葉で書いた事例から載せましょう。ページと事例がそろったら、「ChatGPTでの自社の出方を確かめる手順」で出方を確かめ、頼むかどうかを決めてください。
ChatGPT対策ならフォワードX
フォワードXは、ChatGPTなどのAI検索で自社の名前が出ないことに困っている会社に向けて、AIO支援を行っています。フォワードXに頼むときの強みを、6つ紹介します。
SEOを土台にしたAIO対策ができる
フォワードXは、AI検索だけを切り離して考えず、SEO・サイトの構成・コンテンツ・外部からの評価まで含めて直すのが特長です。今あるSEOの資産を活かしながら進めるので、Googleでは上位に出るのにChatGPTでは名前が出ない会社も、今のSEOを土台に対策できます。
SEOとAIOは、どちらか一方を選ぶものではありません。SEOは検索結果で上位に出ることを、AIOはAIに自社の情報を正しく理解され、答えの中で参照されることを目指します。フォワードXでは、今あるSEOの記事やページも活かしながら、両方をまとめて進めます。
分析から記事制作・サイトの改善まで任せられる
狙う質問と競合の分析から、記事の作成や今ある記事の書き直し、サイトの改善、効果の検証まで、実務を一緒に進めます。社内に専門の担当者がいなくても大丈夫です。AIからのアクセス数や、AIの答えでの参照・引用・推奨の状況は、月に1回レポートします。
進め方は、現状の分析、戦略づくり、施策の実行、効果の検証の順です。まず自社と競合がAIの答えにどう出ているかを調べ、売上につながる質問を聞き取ったうえで、どの質問から対策するかを決めます。
毎月の定例ミーティングで、進み具合と結果を報告し、競合の状況もふまえて次の月の対策を提案するのが流れです。社内でお願いする作業があるときも、何をすればよいかを案内します。
支援の成果を条件つきで公開している
事例・実績のページでは、支援の成果を条件と一緒に公開しています。
- Web制作会社:SEOの流入はあるのに問い合わせが減っていた会社で、問い合わせ数が前年比で約2倍になり、AI経由のサイト流入数も前年比で5.3倍に伸びました。
- 弁護士事務所:Googleで主要なキーワードを検索すると1ページ目に出ていたのに、ChatGPTなどのAI検索で推奨されていなかった事務所です。特定の対象プロンプトでは、施策を始めた時点で0件だった推奨を、1か月後に得られました。
どちらも、それぞれの事例の条件のもとでの結果です。
士業事務所のAIO対策を得意としている
代表の塩野豪は行政書士で、グループには行政書士法人フォワードがあります。代表や関連法人で積んできた士業の実務と事務所運営の経験が、士業事務所のAIO対策の土台です。
弁護士・税理士・社労士などの事務所ごとに、増やしたい相談分野やお客さまに合わせて、専門分野・対応業務・専門家の情報・解決事例・料金などをAIに伝わる形に整えます。
記事やページは、各士業の広告の決まりをふまえ、誇大な表現や結果を約束するような表現を避けて作ります。
採用のAIO対策にも対応している
求職者がAIで会社を調べるときにも自社が正しく紹介されるように、採用のAIO対策にも対応しています。
求職者がAIに「東京で未経験から営業職に転職できる会社を教えて」のように相談したときに、候補に入ることが目標です。
求職者が聞きそうな質問で、自社と採用で競う会社の出方を調べ、仕事内容・働き方・キャリアパス・社員の声など、求職者が会社を比べるときに見る情報を、採用ページや記事として整えます。
無料診断で今の出方を確かめられる
0円の無料診断では、競合分析(1社まで)とプロンプト分析、SOV分析、改善案の提示を受けられます。この記事の手順で記録した表を、そのまま相談に持っていってもかまいません。初期費用はかかりません。会社は東京・茅場町にあります。
相談のあとは、聞き取りと簡単な調べで事業・お客さま・競合を整理し、AIの答えでの今の出方を確かめます。そのうえで、先に取り組むべき課題と進め方を提案します。
続けて頼む場合の料金は、月額15万円(税抜)のベーシックと、月額30万円(税抜)のプロフェッショナルの2つです。どちらも最低契約期間は3か月からとなっています。まだ具体的な計画がなくても、気軽に相談して大丈夫です。
ChatGPTで名前が出ないときのよくある質問
ChatGPTで名前が出ずに困っている人から、よく聞かれる質問に答えます。
Googleでは上位なのに、ChatGPTで名前が出ないのはなぜ?
Googleの順位とChatGPTの答えは、決まり方が違うからです。Googleの順位はページごとの評価で決まりますが、ChatGPTは質問に合う会社を公式サイトや解説記事などから選ぶため、「この相談に合う会社」だと判断できる材料が足りなければ名前は出ません。
原因は「ChatGPTで自社の名前が出ない原因」で説明しています。
ChatGPTで名前が出ない。対策を頼める会社はある?
AIO対策(LLMO対策・GEO対策とも呼ばれます)を支援する会社に頼めます。選ぶときは、料金の総額、無料診断の有無、対応するAI、対応範囲、効果の測り方と報告、公開している事例の6つを見比べましょう。
具体的な会社は「AIO・LLMO・GEO対策会社おすすめ21選」で、21社を紹介しています。
広告を出せば、ChatGPTでおすすめされる?
広告を出しても、通常の回答で自社が自然に推薦されるとは限りません。
OpenAIの案内では、ChatGPTの広告は回答をつくるチャットモデルとは別のシステムで配信され、広告主が回答を形づくったり、順位を付けたり、変えたりすることはできず、広告であることもはっきり示されます。
広告は当社のチャットモデルとは別個のシステムで配信されており、広告主が ChatGPT の回答を形成、順位付け、変更することはできません。広告は区別され、明確にラベル付けされています。
広告は知ってもらうための施策、AIOやSEOは自然な答えで選ばれるための準備と分けて考え、予算が限られるなら、まず大事なページと事例を直すのがおすすめです。
B2Bの会社は、どこから直せばいい?
まずは「どの課題を解決できるか」を、業種・会社の規模・担当者の悩み・導入の条件まで具体的に書くところから始めましょう。「法人向けサービス」だけでは、対象が広すぎて選ぶ理由になりません。
次に、事例・対応範囲・進め方・問い合わせのあとの流れを足し、何人もで検討するB2Bの会社が、サイトだけで判断できるようにします。
対策を始めてから、どのくらいで名前が出る?
かかる期間は、質問やAIによって違います。ChatGPTがウェブを検索して答える質問なら、直したページが読まれれば答えに入ることがありますが、検索せずに答える質問では、AIが学んだ中身が新しくなるまで変わらないことがあります。
月に1回測って、変化を見ていくのが確実です。
Geminiでは出るのに、ChatGPTでは出ない。対策は要る?
ChatGPTを使うお客さまもいるので、対策したほうがよいでしょう。ChatGPT・Gemini・Claudeで同じ手順を試し、出ないAIがあれば原因を確かめて直しましょう。
GoogleのAIによる概要での出方を整える方法は、「AI Overviews対策とは」の記事にまとめています。
広告費が上がって集客が厳しい。AI検索から問い合わせを増やすには?
狙う相談を絞り、名前が出るだけでなく、問い合わせまでつながるページを整えることが大切です。進め方を知りたいときは「広告費が上がった・紹介頼みの会社が、AI検索から問い合わせを増やす方法」が参考になります。
まとめ
ChatGPTで自社の名前が出ない原因は、大きく5つです。まずは社名を入れずに聞く・社名を入れて聞くの2通りで今の出方を確かめ、原因に合わせて公式サイトの情報をそろえるところから始めましょう。
対策を頼むときは、料金の総額や対応範囲、公開している事例など、「対策を頼むときの相談先の選び方」で挙げた6つを見比べるのがおすすめです。
監修者:フォワードX株式会社 代表取締役 塩野豪(行政書士)
AIO無料診断
AI検索での自社の見え方、
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この記事の執筆・監修
フォワードX株式会社 AIO編集部
AIO・SEO・生成AI領域の専門チームが執筆・監修しています。
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