AI Overviews(GoogleのAIによる概要)対策とは?引用されるためにやることと、依頼できる範囲
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AI Overviews(GoogleのAIによる概要)対策とは何かを、Googleの公式の説明をもとに解説。引用されるページの条件、自社で進める5つの手順、Search Consoleでの効果の測り方、会社に頼める範囲と選び方までまとめました。
目次
AI Overviews対策(GoogleのAIによる概要への対策)とは、Google検索の結果の上に出る「AIによる概要」に、自社のページが答えの根拠のリンクとして表示されるようにする取り組みです。
Googleの公式の説明では、表示されるための特別な最適化は要らず、土台はページが検索結果に載っていることとSEOの基本です。手が足りなければ、分析から記事の作成、効果の計測まで支援会社に頼めます。
この記事では、AI Overviewsの仕組み、引用されるページの条件、自社で進める手順と効果の測り方、会社に頼むときの範囲と選び方を順に説明します。
AI Overviews(GoogleのAIによる概要)とは
AI Overviewsは、Google検索で調べものをしたときに、検索結果の上にAIが答えの要点をまとめて表示し、その根拠になったページへのリンクを添える機能です。日本語の画面では「AIによる概要」と表示されます。
Googleは、込み入った話題の要点をすばやくつかめるようにするための機能だと説明しています。
この記事でいう「AI Overviews対策」は、AIによる概要に添えられるリンクとして、自社のページが選ばれるようにする取り組みのことです。
AI による概要はユーザーが複雑なトピックや質問の要点をすばやく把握できるようにし、詳細を確認するための関連リンクも提供します。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
AI Overviewsの仕組み
AIによる概要は、質問を受けると、元の質問に関連する検索をいくつも行い、その結果をもとに答えをまとめることがあります。Googleはこの仕組みを「クエリ ファンアウト」と呼んでいます。
答えに添えられるのは、内容の裏付けになるページへのリンクです。関連する検索もあわせて行うため、通常の検索結果よりも幅広いページへのリンクが表示されることがあります。
ただし、AIによる概要はどの検索でも出るわけではありません。Googleのシステムが、通常の検索結果に加えてAIの答えを出すと役に立つと判断した検索でだけ表示されます。
AI による概要と AI モードは、「クエリ ファンアウト」手法を使う場合があります。
AI による概要は、従来の検索結果に対して付加価値があるとシステムが判断した場合にのみ表示されるため、通常はトリガーされません。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
AIモードとの違い
AIモードは、さらに調べたり、いくつかを比べたりする必要がある込み入った質問に向けて、AIの答えと関連するリンクをまとめて示す機能です。AIによる概要が要点をすばやくつかむための機能なのに対し、AIモードは一歩深く調べたいときに向いています。
2つの機能は、使うモデルや手法が違う場合があります。そのため、同じ質問でも、表示される答えやリンクが同じとは限りません。
一方で、リンクとして表示されるための条件はどちらも同じで、AIモードだけのための追加の要件はありません。Search Consoleの「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」も、2つを合わせた表示回数を示します。
AI モードと AI による概要では、使用するモデルや手法が異なる場合があるため、表示される回答やリンクの内容にも違いがあります。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」、Search Console ヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」
SEO・AIO対策との違い
AI Overviews対策・AIO(LLMO・GEO)対策・SEOの違いをまとめると、次のとおりです。
| 呼び方 | 対象になる検索やAI | 目指すこと |
|---|---|---|
| AI Overviews対策 | Google検索のAIによる概要(AIモードも同じ条件) | AIによる概要の答えに、自社のページがリンクとして表示される |
| AIO(LLMO・GEO)対策 | ChatGPT・Gemini・Claude、GoogleのAIによる概要など、AIの答え全般 | AIの答えで、自社の名前が正しく紹介され、おすすめされる |
| SEO | Google検索などの通常の検索結果 | 検索結果で自社のページが上位に出て、クリックされる |
Googleのガイドによれば、AIによる概要やAIモードは検索の中心にある順位付けと品質の仕組みに根差しており、Google検索の側から見ると、生成AIの検索に向けた最適化も引き続きSEOに含まれます。
AI Overviews対策は、SEOとは別のものではなく、SEOの延長にある取り組みです。ChatGPTやGeminiなど、Google検索の外にあるAIの答えまで含めて、自社が正しく紹介されることを目指す対策は「AIO対策」と呼ばれます。
AI Overviewsに引用されるページの条件
Googleの公式の説明では、AIによる概要のリンクとして表示されるために、検索の基本の要件のほかに追加の技術的な要件はなく、特別な最適化も要りません。そのうえで、引用されるページに求められることは、次の3つにまとめられます。
ただし、3つを満たしても、AIによる概要に表示されることが約束されるわけではありません。どの検索でAIによる概要を出し、どのページを引用するかは、Googleのシステムが決めます。
AI による概要や AI モードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません。
インデックス登録と配信は保証されているものではありません。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
Googleの検索結果に載っている
AIによる概要に引用されるのは、Googleにインデックス登録され、検索結果に説明文(スニペット)を出せる状態のページです。そのため、次のような設定でGoogleの読み取りや表示を止めていないことが前提になります。
- ページにnoindex(検索結果に出さない指定)やnosnippet(説明文を出さない指定)を書いていない
- robots.txtで、Googlebot(Googleの検索用のロボット)を止めていない
- CDNやサーバーの設定で、Googlebotの読み取りを止めていない
あわせて、Search Consoleの「検索の生成 AI 設定」も確かめておきましょう。この設定でサイトを除外していると、AIによる概要やAIモードに、サイトのリンクや中身が表示されなくなります。
初めの設定は「含める」なので、変えていなければ問題ありません。Googleのガイドも、生成AIの機能に表示されるには、この設定にサイトが含まれている必要があるとしています。
AI による概要や AI モードでサポートリンクとしてページが表示されるには、ページがインデックスに登録されており、Google 検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」、Search Console ヘルプ「検索の生成 AI 設定」
質問に答える独自の中身がある
Googleのガイドは、読む人にとって価値があり、独自性のある中身をつくることを勧めています。一般論をまとめただけのページより、読む人の質問にまっすぐ答え、自社の経験や専門家としての見方が入っているページのほうが、選ばれる理由を持てるでしょう。
AIによる概要は、元の質問に関連する検索もあわせて行うことがあります。そのため、元の質問だけでなく、読む人が続けて知りたくなる関連の疑問にも答えておくのがおすすめです。
ユニークかつ魅力的で役立つと感じるコンテンツを作成すれば、このガイドで説明している他のどの提案よりも、生成 AI 検索でのウェブサイトのプレゼンスを長期的に高めることができると考えられます。
出典:Google Search Central「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」
大事な情報が文字で読める
大事な情報は、画像や動画だけで伝えず、ページの本文に文字で書きましょう。Googleも、重要な中身は文字で示し、画像や動画はそれを補うものとして使うよう案内しています。
見出しは、それだけで下に何が書いてあるかがわかる言葉にしてください。
重要なコンテンツはテキスト形式で提示します。
可能な場合は、高品質の画像と動画でテキストのコンテンツをサポートします。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
AI Overviews対策の進め方
前の節の条件を満たすために、自社で進めることを5つの手順にまとめました。検索結果に載っているかを確かめるところから始め、狙う質問を決め、質問に答えるページを作り、会社とサービスの情報をそろえる順に進めます。
最後に、Googleがしなくてよいとしていることも挙げます。時間とお金をかける先を絞るのに役立ててください。
検索結果に載っているかを確かめる
Search ConsoleのURL検査に狙うページのURLを入れると、インデックスに登録されているか、Googleがページを読み取れているかがわかります。登録されていなければ、まずその原因を直しましょう。
あわせて、ページにnoindexやnosnippetの指定がないか、Search Consoleの「検索の生成 AI 設定」が「含める」になっているかも、ここで確かめます。
狙う質問を決める
お客さまがGoogleで調べそうな質問を書き出してください。「(サービス名)とは」「(サービス名) 費用」「(困りごと) 相談先」のように、自社の仕事につながる質問を選びます。
書き出した質問を実際にGoogleで検索し、AIによる概要が出るか、出る場合はどのページが引用されているかを記録しておきましょう。AIによる概要が出る質問から優先して取り組むと、手間をかける先を絞れます。
質問に答えるページを作る
質問への答えをページの冒頭で言い切り、続く見出しで中身を整理します。そのうえで、自社の事例や現場での経験など、ほかのページにはない中身を入れることが大切です。
新しいページを作るだけでなく、今ある記事を直す方法もあります。「SEO記事のアクセスが減ったら?」には、AIによる概要などに引用される形へ書き直す手順をまとめています。
なお、検索語の言い回しごとに似たページを大量に作ることは避けてください。Googleのガイドは、主に順位やAIの答えを操作する目的で大量のページを作ることは、スパムに関するポリシー(大量生成されたコンテンツの不正使用)に違反するとしています。
会社とサービスの情報をそろえる
会社概要やサービスページの中身を最新にしておきましょう。店舗や事務所がある会社は、Googleビジネスプロフィールの情報もそろえます。Googleは、ビジネスプロフィールの情報を最新に保つことも、SEOの基本のひとつに挙げています。
構造化データ(ページの内容を検索エンジン向けに書き表す決まった形式)を使う場合は、ページに表示されている文と中身を一致させてください。
また、よくある質問(FAQ)のリッチリザルトは、2026年5月7日からGoogle検索に表示されなくなりました。よくある質問は、検索結果での見え方のためではなく、ページの本文として読める形で置くとよいでしょう。
構造化データをページに表示されるテキストと一致させます。
2026 年 5 月 7 日以降、よくある質問のリッチリザルトは Google 検索に表示されなくなります。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」、Search Console ヘルプ「Search Console のデータ異常」
やらなくてよいことを見分ける
Googleのガイドは、生成AIの検索のために「する必要のないこと」として、次の5つを挙げています。
- llms.txtなど、AI向けのファイルや特別なマークアップを用意する(Google検索はこうしたファイルを使いません)
- 構造化データを必要以上に入れる(生成AIの検索に構造化データは要りません。リッチリザルトのために使うのはかまいません)
- 文章をAI向けに細かく分ける(チャンク化)
- 文章をAI向けに書き換える
- 不自然な言及を集めようとする
Googleのガイドでは、ChatGPTなどほかのサービスのためにllms.txtを置くこと自体は、問題ないとされています。Google検索ではこのファイルを使わないため、表示や順位には影響しません。
AI Overviews対策の効果の測り方
Search Consoleの「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」と、実際に検索した記録、問い合わせの数を並べて見て、効果を判断します。見る数字は、次の4つです。
どの数字も、月に1回など決まった間隔で同じように記録していくと、対策の前と後の変化がわかります。
AI Overviewsでの表示回数
生成 AI パフォーマンス レポート(検索)でわかるのは、AIによる概要とAIモードに、自社のページへのリンクが出た回数(インプレッション数)です。
ページ・国・デバイス・日付ごとに見られるので、どのページがAIの答えに使われているかがわかります。生成AIの機能での表示が少ないサイトや、「検索の生成 AI 設定」でサイトを除外しているサイトでは、レポートが表示されないことがあります。
前の年と比べるときは注意してください。Googleによると、2025年5月13日から2026年4月27日まで、Search Consoleの表示回数は不具合で正しく集計されていませんでした。クリック率と平均掲載順位も影響を受けていますが、クリック数は影響を受けていません。
インプレッション数とは、Google 検索の生成 AI 機能でユーザーにサイトへのリンクが表示された回数です。
出典:Search Console ヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」
AIの答えに名前が出た回数
Search Consoleでわかるのは、リンクが表示された回数までです。AIの答えの中で自社がどう紹介されたか、競合の名前が出ているかは、実際に検索して確かめましょう。
狙う質問を決まった間隔で検索し、AIによる概要が出たか、自社の名前やリンクが出たか、一緒に出た会社はどこかを記録します。
同じ質問をChatGPTやGeminiにも聞いて記録しておくと、ほかのAIでの出方とも比べられます。
検索からのクリック数
AIによる概要やAIモードのリンクがクリックされると、Search Consoleの検索パフォーマンス レポート(検索タイプ「ウェブ」)に、1回のクリックとして入ります。
生成 AI パフォーマンス レポートは表示回数を見るものなので、クリック数を見るのは検索パフォーマンス レポートのほうです。
狙うページのクリック数が、対策の前と後でどう変わったかを比べてみてください。
クリック数: AI による概要で外部ページへのリンクをクリックすると、1 回のクリックとしてカウントされます。
出典:Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」、Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
問い合わせ数
問い合わせや資料請求の数、ページに滞在した時間は、Googleアナリティクスなどのツールで見ます。Googleも、Search Consoleに加えて、こうしたツールで問い合わせなどの成果や滞在時間を記録できると案内しています。
表示回数やクリック数が増えても、問い合わせにつながっていなければ、対策の効果は十分とは言えません。表示から問い合わせまでを並べて見て、対策を続けるか、狙う質問を変えるかを決めましょう。
Search Console に加えて、Google アナリティクスなどの他のツールでサイトのコンバージョンと滞在時間をトラッキングすることもできます。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
AI Overviews対策で依頼できる範囲
AI Overviews対策は、AIO(LLMO・GEO)対策の支援会社や、AI Overviewsへの対応を掲げるSEO会社などに頼めます。頼める仕事は、大きく次の4つに分かれます。
効果の計測と報告は、どの仕事を頼む場合にも確かめたいところなので、次の「依頼先の選び方」で説明します。
現状の分析
狙う質問でAIによる概要が出るか、自社や競合が引用されているか、どのページが引用元になっているかを調べてもらい、改善案を出してもらう仕事です。
契約の前に、無料診断として現状の分析を受けられる会社もあります。
記事の作成と書き直し
質問に答える記事を新しく書いてもらう仕事と、今ある記事をAIによる概要に引用されるように直してもらう仕事です。
月に何本まで書いてもらえるか、今ある記事の書き直しも含まれるかは、会社やプランによって違います。契約の前に確かめておきましょう。
サイトの改善
サービスページや会社概要、よくある質問の整理、構造化データの提案や実装、インデックスに登録されない問題の修正などを頼む仕事です。
改善の提案までを行う会社と、実際にサイトを直すところまで行う会社があります。提案までの会社に頼む場合は、社内やWeb制作会社で直す部分がどこになるかを先に確かめておいてください。
外部対策
業界の比較記事や紹介記事、メディアなど、自社のサイトの外で社名が紹介されるように働きかけてもらう仕事です。
Googleのガイドは、不自然に言及を集めることはそれほど役に立たないとしています。頼むときは、どの媒体に、どんな中身を載せるのかを確かめることが大切です。
しかし、ウェブ全体で不正確な「言及」を探すことは、一見すると役立ちそうですが、実際にはそれほど役に立ちません。
出典:Google Search Central「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」
AI Overviews対策の依頼先の選び方
AI Overviews対策の依頼先を選ぶときは、次の6つを見ます。「AIO・LLMO・GEO対策会社おすすめ21選」なら、各社の料金や対応範囲を一覧で見比べられます。
あわせて、AIによる概要への表示や引用を約束する会社には気をつけてください。
Googleのガイドは、上位表示を約束したり、Googleの内部の指標を使っていると言ったりするツールに注意するよう呼びかけています。外部のツールは、Googleの内部の仕組みにアクセスできないためです。
ランキングでの上位獲得を約束したり、Google「内部」の指標を使用していると主張したりするサードパーティ ツールに注意してください。サードパーティ ツールが Google 内部のランキング システムや AI システムにアクセスすることはできません。
出典:Google Search Central「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」
料金の総額
初期費用や長い最低契約期間がある会社は、月額だけを見て選ぶと、あとで払う額が思ったより大きくなります。たとえば、次の2社(説明のための例)を比べると、月額が安い会社Aのほうが、契約したら払う額は大きくなる計算です。
| 例 | 月額 | 最低契約期間 | 初期費用 | 契約したら最低払う額 |
|---|---|---|---|---|
| 会社A | 10万円 | 12か月 | 30万円 | 150万円 |
| 会社B | 20万円 | 3か月 | 0円 | 60万円 |
表のように、初期費用に最低契約期間分の月額を足した「契約したら最低いくら払うか」の額で比べましょう。あわせて、記事の作成やページの修正が月額に含まれるのか、別の料金になるのかも確かめます。
見積もりの金額を相場と比べたいときは、「AIO対策の費用相場」の記事で目安を確かめられます。
無料診断の有無
申し込む前に、狙う質問のAIによる概要で自社と競合がどう扱われているかを、無料で調べてもらえるかを確かめてください。
無料診断で何を調べてもらえるかは、会社によって違います。申し込む前に、次の点を確かめておきましょう。
- 調べるAIに、AIによる概要が入っているか
- 調べる質問の数と、自社で質問を指定できるか
- 比べる競合の数
- 改善案まで出してもらえるか
診断の結果は、自社で進める場合にも使えます。この記事の「AI Overviews対策の進め方」と照らし合わせれば、どこを頼み、どこを自社でやるかを決められるでしょう。
対応するAI
AIによる概要だけでなく、ChatGPTやGeminiなど、自社のお客さまが使うAIにも対応しているかを確かめる必要があります。対象のAIは、各社の公式ページで確かめられます。
AI Overviews対策は、Google検索の仕組みの上に成り立つ対策です。Google検索の外にあるAIは、答えをつくるときに読むページの選び方がGoogle検索と同じとは限らないため、対策の中身も変わります。
どのAIを優先するかは、お客さまがどこで調べているかで決めるのがよいでしょう。迷うときは、狙う質問をAIによる概要とChatGPTの両方で調べ、自社の出方を比べてから相談すると、話が早く進みます。
対応範囲
「依頼できる範囲」で挙げた4つ(現状の分析・記事の作成と書き直し・サイトの改善・外部対策)のうち、どこまで任せられるかを確かめましょう。頼める範囲は、大きく次の3つの形に分かれます。
- 分析と改善案まで(直すのは社内で行う)
- 分析に加えて、記事の作成や書き直しまで
- 記事に加えて、サイトの修正や外部対策まで
社内に担当者がいない会社は、記事の作成やサイトの改善まで頼めるかを見てください。反対に、社内に書ける人がいる会社は、分析と改善案だけを頼む形でも進められます。
効果の測り方と報告
Search Consoleの表示回数、AIの答えに名前が出た回数、AI経由のサイトへの流入、問い合わせなど、何を測るのかと、報告がどのくらいの間隔で届くのかを確かめることが大切です。
目安として、この記事の「AI Overviews対策の効果の測り方」で挙げた4つの数字(表示回数・AIの答えに名前が出た回数・クリック数・問い合わせ数)を、報告に入れてもらえるかを見ます。
表示や引用を約束するのではなく、何を測ってどう判断するかを先に示してくれる会社のほうが、対策を続けるかどうかを決めるときに迷いません。
公開している事例
事例は、業種や期間、何と比べた数字か(前年比など)という条件とセットで読んでください。同じ成果が自社でも出るとは限りません。
事例を読むときは、次の点を確かめます。
- 業種や会社の規模が、自社に近いか
- いつからいつまでの結果か
- 何と比べた数字か(前年比、施策を始める前など)
- AIによる概要での結果か、ChatGPTなどほかのAIでの結果か
条件の書かれていない数字では、自社の場合にどうなるかの見当がつきません。気になる事例があれば、相談のときに条件を聞いてみましょう。
AI Overviews対策を頼まなくてよいケース
AI Overviews対策は、どの会社でも外に頼むのが合うとは限りません。次の3つにあてはまる場合は、まず自社で進めるほうが向いています。
狙う質問でAI Overviewsが出ない場合
お客さまが調べる質問で検索しても、AIによる概要がほとんど出ないなら、AIによる概要に絞った対策は急ぎません。通常の検索での順位を上げることや、ChatGPTなどほかのAIへの対策を先に考えましょう。
「AI Overviewsの仕組み」で書いたとおり、AIによる概要はすべての検索で出るわけではありません。頼む前に、「狙う質問を決める」の手順で、自社の質問で出るかを確かめておきます。
「ChatGPTで自社をおすすめしてもらうには?」では、ChatGPTに聞いたときに自社がどう出るかを確かめる手順を紹介しています。
検索結果にまだ載っていない場合
狙うページがインデックスに登録されていない、サイトの表示が遅いなど、基本の問題があるときは、先にSEOやサイトの修正に取り組んでください。
AIによる概要に引用されるのは、インデックスに登録され、検索結果にスニペットを出せるページです。検索結果に載っていないページは、AIによる概要の引用元にもなりません。
インデックスに登録されているかどうかは、Search ConsoleのURL検査で自社でも確かめられます。登録されていないページが多いときは、まずSEOやサイトの修正を相談するほうが合っているでしょう。
社内で記事を書いて直せる場合
社内に記事を書ける人がいて、Search Consoleを見られるなら、この記事の「AI Overviews対策の進め方」にそって自社で始められます。
分析だけを外に頼む、無料診断で今の状態だけを知る、という使い方もあります。
AI Overviews対策ならフォワードX
AI Overviews対策を頼む先として、フォワードXのAIO支援を紹介します。フォワードXに頼むときの強みは、次の5つです。
AI OverviewsとChatGPT・Geminiをまとめて対策できる
フォワードXのAIO支援は、ChatGPT・Gemini・Google AI Overviews・Claudeなど、主なAIに対応しています。Googleの検索結果に出るAIの答えと、ほかのAIの答えへの対策を、まとめて進められます。
はじめに、自社と競合がそれぞれのAIの答えにどう出ているか、どのページが引用元になっているかを調べます。そのうえで、どのAIのどの質問から直すかを決めるという流れです。
今あるSEOを活かして対策できる
フォワードXは、AIOをSEOの土台の上に成り立つものと考えています。SEOだけでなく、サイトの構成・コンテンツ・外部からの評価までまとめて改善します。
今あるSEOの記事やページを作り直すのではなく、その資産を活かしながら進めるのが基本です。AIによる概要は通常の検索の仕組みの上に成り立っているので、この進め方と合う対策です。
分析から記事制作・効果検証まで任せられる
自社と競合のAIの答えの調べ、引用元の分析から、戦略の設計、記事やよくある質問の制作、サービスページの改善、効果の検証まで、実務を一緒に進めます。社内に専門の担当者がいなくても問題ありません。
毎月1回のレポートでは、AIからの流入数と、AIの答えの中で参照・引用・推奨された状況をお伝えします。
支援の成果を数字で公開している
支援の成果は、条件とあわせて事例・実績のページに載せています。たとえばWeb制作会社の事例では、SEOからの流入はあるのに問い合わせが減っていたところから、前年と比べてAI経由のサイト流入数が5.3倍に、問い合わせ数が約2倍に増えました。
事例の数字は、その会社の条件のもとで出た結果です。同じ成果が出ると約束するものではありません。
東京・茅場町の会社に、無料診断から相談できる
無料診断(0円)で受けられるのは、競合分析(1社まで)、プロンプト分析、SOV分析、改善案の提示の4つです。初期費用はかかりません。
相談は、無料相談、ヒアリングと簡易調査、提案の順に進み、そのあと支援が始まります。
東京都中央区新川1-3-21 BIZ SMART茅場町206が所在地で、茅場町駅から歩いて3分です。
AI Overviews対策についてよくある質問
AI Overviews対策を考えている人からよく聞かれる質問に、Googleの公式の説明にもとづいて答えます。
AIモードにも別の対策が必要?
必要ありません。AIモードも、AIによる概要と同じく、Googleの検索結果に載っていることが表示の条件で、AIモードだけのための追加の要件はありません。表示回数も、Search Consoleで2つを合わせて確かめられます。
llms.txtや構造化データを入れれば引用される?
引用されるとは限りません。Googleのガイドは、Google検索ではllms.txtを使っておらず、生成AIの検索のために特別な構造化データを入れる必要もないとしています。
構造化データは、リッチリザルトのためにSEOの一部として使うものです。
AI Overviewsが出ると、サイトへのクリックは減る?
質問によって変わるので、一概には言えません。Googleは、AIによる概要が出る検索結果からのクリックは、サイトに長くとどまる傾向がある質の高いクリックだとしています。自社の場合は、Search Consoleとアクセス解析の数字で確かめましょう。
AI による概要が表示される検索結果ページからのクリックは、より質が高いことが確認されています。これは、ユーザーがサイトに長く滞在する傾向があるためです。
出典:Google Search Central「AI 機能とウェブサイト」
効果はどのくらいで出る?
決まった期間はなく、表示を約束することもできません。ページを直してから、Googleが読み直して検索結果に反映するまでには時間がかかります。月に1回など同じ間隔で表示回数とAIの答えを記録し、変化を見て判断してください。
AI Overviews対策をすると、ChatGPTやGeminiにも名前が出る?
仕組みが別なので、AIによる概要の対策だけで、ChatGPTやGeminiにも必ず名前が出るとは言えません。ただし、どのAIも答える前にウェブの記事を読むことがあります。
「ChatGPTで自社をおすすめしてもらうには?」にある確かめ方を使えば、AIごとの自社の出方の違いも比べられます。
SEOとAI Overviews対策は別々に頼む必要がある?
別々に考える必要はありません。Googleは、Google検索から見れば、生成AIの検索に向けた最適化もSEOだとしています。SEOを頼んでいる会社がある場合は、AIによる概要での表示回数の計測や報告まで対応しているかを確かめておきましょう。
AI Overviewsに表示されないようにはできる?
できます。Googleの説明では、nosnippetやdata-nosnippet、max-snippetで検索に出す情報を制限したり、Search Consoleの「検索の生成 AI 設定」でサイトを除外したりできます。
noindexを使うと、AIによる概要だけでなく検索結果そのものから外れるので注意が必要です。
サイトを除外すると、サイトへのリンクとサイトのコンテンツは、検索の生成 AI 機能に表示されなくなります。
出典:Search Console ヘルプ「検索の生成 AI 設定」
AI Overviews対策の費用はどのくらい?
会社やプランによって違います。月額だけでなく、初期費用と最低契約期間のあいだに払う額を足した総額で比べましょう。「AIO対策の費用相場」の記事では、相場のほかに予算ごとにできることも紹介しています。
まとめ
AI Overviews対策の土台は、Googleの検索結果に載っていること、質問に答える独自の中身があること、大事な情報が文字で読めることという、SEOの基本です。効果は、Search Consoleの表示回数から問い合わせの数までを並べて見て判断します。
依頼先は、頼める範囲を確かめてから、料金の総額・無料診断の有無・対応するAI・対応範囲・効果の測り方と報告・公開している事例の6つを並べて比べてみてください。
監修者:フォワードX株式会社 代表取締役 塩野豪(行政書士)
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AI検索での自社の見え方、
確認してみませんか?
- AI検索での
表示状況を分析 - 競合との比較
- 改善ポイントを
ご提案
この記事の執筆・監修
フォワードX株式会社 AIO編集部
AIO・SEO・生成AI領域の専門チームが執筆・監修しています。
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