広告費が上がった・紹介頼みの会社が、AI検索から問い合わせを増やす方法

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広告費が上がった会社や、仕事の大半が紹介でWebからの問い合わせがない会社が、AI検索から問い合わせを増やす方法を解説。AIに聞かれる質問の決め方、ページに書くこと、問い合わせまで進めるページの直し方と測り方、相談先の選び方までまとめました。

広告費が上がった会社も、仕事の大半が紹介の会社も、AI検索から問い合わせを増やすには、まずお客様がAIに聞く質問を決めましょう。

そのうえで、その質問で比べられる候補に入るよう、料金・事例・強み・進め方を、検索に出るサービスページと社外のページに書きます。広告や紹介はやめずに並行して続け、AI経由の問い合わせを測りながら進めるのが現実的です。

この記事では、AI検索から問い合わせが来るまでの流れ、広告費が上がった会社と紹介頼みの会社それぞれの進め方、問い合わせまで進めるページの直し方、AI検索からの問い合わせの測り方、自社で始めるか相談するかの選び方を順に説明します。

AI検索から問い合わせが来るまでの流れ

広告や紹介とAI検索では、お客様が問い合わせるまでの道のりが違います。AI検索では、お客様がChatGPTやGoogleのAIによる概要などの答えで会社を知り、比べる候補を何社かに絞ってから、サイトを見に来ることがあります。

広告で知った人が広告用のページからそのまま問い合わせたり、紹介で知った人が紹介者の話を聞いてから連絡したりするのとは、問い合わせの前に見ているものが変わるでしょう。

広告・紹介・AI検索の違いをまとめると、次のとおりです。

方法どこで知るかお金のかかり方やめたときどうなるか問い合わせの前にお客様が見ているもの
広告検索結果やSNSなどの広告枠で知る表示やクリックに応じて広告費がかかり続ける止めると広告が表示されなくなり、広告からの問い合わせも止まる広告の文言と、広告用のページ(ランディングページ)
紹介取引先や知人など、紹介者から聞いて知る広告費はかからないが、紹介の件数は自社では決められない紹介者からの紹介が止まると、新しい相談も来なくなる紹介者の説明と、社名で調べたときに出るサイトやAIの答え
AI検索ChatGPTやGoogleのAIによる概要などの答えで知る答えの中で紹介されるのに掲載料はかからず、ページづくりと見直しに手間や費用がかかる書いたページは残るが、見直さないままだと中身が古くなるAIの答えと、答えのもとになった記事やサイト、一緒に並んだほかの会社

問い合わせまでの4つの段階

AI検索から問い合わせが来るまでの道のりは、次の4つの段階に分けられます。

  1. AIで知る:お客様が困りごとや条件をAIに聞き、答えの中で会社の名前を知ります。会社の側では、お客様が聞く質問を決め、その質問に答えるページを用意しておきましょう。
  2. 比べる候補に入る:AIが何社かを並べて答え、お客様が比べる候補を絞ります。会社の側で、自社サイトと社外のページに書いておきたいのは、対象・料金の目安・事例・強みです。
  3. サイトで理解される:お客様が候補の会社のサイトを開き、自分に合うかを確かめます。会社の側では、相談できる内容・進め方・料金の目安をサービスページに書いておくことが欠かせません。
  4. 問い合わせる:お客様がフォームや電話で問い合わせます。会社の側では、問い合わせボタンとフォームをわかりやすくし、何で知ったかを聞いておきます。

AIが何社かを並べて答えると、お客様は最初に知った1社だけで決めず、何社かのサイトを見比べてから問い合わせる場合があります。候補に入るだけでなく、サイトを見た人に選ばれるところまで整えておくことが大切です。

広告・紹介・AI検索の違い

広告は、お金をかけている間は検索結果やSNSなどに表示され、止めると表示されなくなります。すぐに問い合わせを集めやすい一方で、広告費が上がると、同じ数の問い合わせを得るのにかかる費用もふくらみます。

紹介は、紹介者が自社のことを説明して補ってくれるので、信頼されたうえで相談が来やすい方法です。ただし、紹介の件数は紹介者次第で、自社では決められません。

AI検索は、自社サイトや社外のページに書いた中身をAIが読み、答えの材料にすることがある方法です。ページを書いてから結果が見えるまでには、時間がかかります。3つから1つを選ぶのではなく、広告や紹介を続けながら、AI検索を組み合わせて使いましょう。

AIが答える前に読んでいるもの

フォワードXでは2026年10月6日に、ChatGPT・Gemini・Claudeという3つのAIへ、AIO対策の会社を探す110の質問を5回ずつ聞いて、合わせて1,650の回答を調べました。結果は次のとおりです。

  • 「広告費が上がって集客が厳しい。AI検索から問い合わせを増やしたいけど、相談できる会社は?」という質問では、3つのAIの合計15回のうち、比較記事を読んでから答えたのが13回、解説記事を読んでから答えたのが7回でした。
  • ClaudeとChatGPTが答える前に検索した言葉を見ると、Claudeは5回とも「AI検索 集客 問い合わせ増加 コンサルティング会社 2025」、ChatGPTは「日本 AI検索 AIO GEO 支援会社 問い合わせ 生成AI検索 最適化 2026」などでした。

AIは答える前に記事やサービスページを読んでいるので、自社サイトと社外のページに自社の情報を積み上げておく意味があるといえるでしょう。AIが検索して答えるときの流れは「ChatGPTで自社をおすすめしてもらうには?」で詳しく解説しています。

広告費が上がった会社と紹介頼みの会社が、それぞれ最初にやることをまとめると、次のとおりです。

状況まずやることページに書くこと測ること
広告費が上がった広告で問い合わせが来ていた言葉を、お客様がAIに聞く質問の形に直す広告用のページにしか書いていない料金の目安・事例・強みを、検索に出るサービスページにも書くAI経由の問い合わせを数え、それを見ながら減らす広告を決める
紹介頼み紹介者がいつも口で説明してくれていることを書き出す誰向けか・料金の目安・進め方・事例を、自社サイトと社外のページに同じ書き方で書くフォームで知ったきっかけを聞き、紹介とAI経由の問い合わせを分けて数える

広告費が上がった会社の進め方

リスティング広告などの費用が上がって採算が合わなくなってきた会社は、広告を続けながら、広告で問い合わせが来ていた言葉と、広告用のページ(ランディングページ)に書いてきた中身を、AI検索でも使える形に移します。進め方は、次の3つの手順です。

広告の言葉を質問に直す

まず、広告の管理画面で、問い合わせにつながっていた検索の言葉を書き出しましょう。広告の言葉は「業務システム 開発 見積もり」のように単語を並べたものが多い一方で、AIには困りごとや条件を入れた文章で聞かれることがあります。

そこで、言葉ごとに、その言葉で探していたお客様の困りごとと条件を足して、AIに聞く質問の形に直してください。

たとえば「業務システム 開発 見積もり」なら、「社内の受発注を紙からシステムに変えたい。中小企業の相談に乗ってくれる会社は?」のような形です。業種・地域・予算・規模などの条件を入れ替えて、1つの言葉から何通りかの質問を作っておきます。

料金・事例・強みをサービスページに書く

広告用のページにしか書いていない料金の目安・事例・強みを、検索に出るサービスページにも書きましょう。広告用のページは、検索に出さない設定(noindex)にしていることがあり、そのページだけに書いた中身は、AIによる概要やAIモードにも出ません。

Googleの説明では、AIによる概要やAIモードにページが出るには、インデックスに登録され、Google検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。

AI による概要や AI モードでサポートリンクとしてページが表示されるには、ページがインデックスに登録されており、Google 検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。

出典:Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」

OpenAIの説明では、OAI-SearchBotをrobots.txtで止めたサイトは、ChatGPTの検索の回答に表示されません(ナビゲーション用のリンクとしてなら出る場合があります)。サービスページを書いたら、robots.txtで止めていないかもあわせて確かめてください。

広告は測りながら見直す

広告はいきなり止めず、AI検索の取り組みと並行して続けましょう。AI検索は、ページを書いてから答えに出るまでに時間がかかり、出たあとも聞くたびに答えが変わることがあるためです。

AI経由の問い合わせを毎月数え、広告の言葉ごとの問い合わせと並べて見てください。AIの答えに自社が出るようになり、AI経由の問い合わせが増えてきた言葉から、広告を減らすかを考えます。測り方は、この記事の「AI検索からの問い合わせの測り方」で説明します。

紹介頼みの会社の進め方

仕事の大半が紹介で、Webからの問い合わせがほとんどない会社は、紹介を続けながら、紹介者が口で補っていた中身を、紹介者がいなくても伝わる形でページに書きます。進め方は、次の3つの手順です。

士業の事務所のやり方は、「士業事務所のAIO対策とは」の記事で説明しています。

紹介で来る仕事の中身を書く

紹介で来る仕事が、誰向けで、料金の目安はどのくらいで、どう進み、どんな事例があるかを、自社サイトのサービスページに書きましょう。紹介で仕事が来ている会社は、こうした説明を紹介者や商談の場に任せていて、サイトにはほとんど書いていないことがあります。

材料は、紹介者がいつも説明してくれていることです。紹介者や、紹介で来たお客様に「どう紹介されたか」「何が決め手だったか」を聞き、出てきた言葉を書き出します。商談でよく聞かれる質問と答えも書き出しておくと、サービスページやよくある質問の材料になります。

社外のページにも同じ中身を載せる

自社サイトだけでなく、プレスリリース、所属している団体の会員紹介、取引先の事例紹介など、社外のページにも同じ中身を載せましょう。AIは、自社サイトのほかに、社外の記事やページも読んでから答えることがあるためです。

社名・サービス名・対象・料金の目安の書き方は、どのページでもそろえてください。書き方がページごとに違うと、AIが同じ会社だと判断しにくくなり、別の会社と取り違えることもあります。

紹介を受けた人が調べたときに備える

紹介を受けた人も、問い合わせの前に社名で検索したり、AIに「(社名)はどんな会社?」と聞いたりすることがあります。そのときに仕事の中身や問い合わせ先がすぐにわからないと、紹介があっても連絡をためらうかもしれません。

社名で検索したときに出る会社概要やサービスページに、何をしている会社か、どんな相談を受けているか、問い合わせの方法を書いておきましょう。

社名でAIに聞いたときの答えの確かめ方と、別の会社と取り違えられたときの直し方を「ChatGPTで自社をおすすめしてもらうには?」にまとめています。

問い合わせまで進めるページの直し方

AIの答えで比べる候補に入っても、サイトを見た人が問い合わせまで進まなければ、問い合わせは増えません。AIの答えで候補を絞ってから来た人は、ほかの会社とも比べている場合があるので、問い合わせの前に迷うところに先に答えておくのが近道です。

直すところは、次の3つです。

問い合わせの前に迷うところを書く

問い合わせの直前に迷うところと、書く場所は次のとおりです。

迷うところ書くこと書く場所
相談できる内容どんな困りごとを相談できるか、相談だけでもよいかサービスページの冒頭、問い合わせページ
問い合わせ後の流れ問い合わせのあと、打ち合わせ・提案・契約までどう進むか問い合わせページ、サービスページ
返信までの目安問い合わせから何日ほどで返事をするか問い合わせページ
ほかとの違いほかの会社と比べたときの強みや進め方の違いサービスページ
対応できる業種や規模対応している業種・会社の規模・地域サービスページ
期間と進め方始めてから終わるまでの期間の目安と手順サービスページ
料金の目安料金の目安と、料金の決まり方サービスページ、料金のページ
実績これまでの事例と、その条件(業種・期間など)サービスページ、事例のページ
支援の範囲どこまで任せられ、どこから自社でやるかサービスページ

問い合わせページには、問い合わせ後の流れと返信までの目安を書き、送ったあとどうなるかがわかるようにします。

問い合わせボタンとフォームを見直す

サービスページを読んだ人がすぐ問い合わせられるよう、問い合わせボタンがページのどこにあるかを見直します。ページの最後だけでなく、料金や事例を読んだあとの位置にも置くと、迷ったときに押しやすくなります。

押したあとのフォームでは、聞く項目が多すぎないかを見直しましょう。最初の問い合わせに要らない項目は、打ち合わせのときに聞けば十分です。電話やオンラインでの打ち合わせなど、問い合わせの方法を選べるようにしておくことも大切です。

フォームで知ったきっかけを聞く

問い合わせフォームに「何で知りましたか」の項目を置き、選択肢に「AI(ChatGPTなど)」を入れましょう。ほかの選択肢は「Web検索」「広告」「紹介」「SNS」「その他」のように、自社の集客の方法に合わせて分けます。

ここで集めた答えが、次の「AI検索からの問い合わせの測り方」で説明する、AI経由の問い合わせを数えるもとになります。

AI検索からの問い合わせの測り方

AI検索からの問い合わせは、AIの回答に出たか、AIからサイトに来たか、問い合わせや商談になったか、の3段階で測ります。段階ごとにわかることと見る場所は、次のとおりです。

段階わかること見る場所主に見る人
AIの回答に出たかお客様が聞きそうな質問で、自社の名前が出るか、どの会社と並ぶかChatGPT・Gemini・Claudeなどに聞いた記録、Search Consoleの「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」Webの担当者
AIからサイトに来たかAIの答えからサイトに来た訪問の数GA4の「AI アシスタント」のチャネル、Search Console(検索タイプ「ウェブ」)Webの担当者
問い合わせや商談になったかAI経由の問い合わせの数と、そこから商談や成約になった数問い合わせフォームの「何で知りましたか」の答え、商談の記録経営者・営業責任者

3段階のどこで止まっているかがわかると、直すところが決まります。見分け方は、この記事の「どこで止まっているか」で説明します。

AIの回答に出ているか

お客様が聞きそうな質問をいくつか決め、ChatGPTやGemini、Claudeに聞いて、自社の名前が出るか、どの会社と並ぶかを記録しましょう。質問は、この記事の「広告の言葉を質問に直す」で作ったものが使えます。

AIへの聞き方と、結果を書きとめる記録表の例は「ChatGPTで自社をおすすめしてもらうには?」に載せています。

AIによる概要やAIモードでの表示について、Search Consoleの「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」でわかるのは、自社へのリンクが表示された回数(インプレッション数)です。

インプレッション数とは、Google 検索の生成 AI 機能でユーザーにサイトへのリンクが表示された回数です。

出典:Search Console ヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」

AIからサイトに来ているか

アナリティクス ヘルプによると、GA4(Googleアナリティクス4)では、「AI アシスタント」のチャネルで、ChatGPT・GeminiなどのAIから来た訪問を見られます。ただし、GoogleのAIによる概要とAIモードから来た訪問は、「オーガニック検索」に入る点に注意が必要です。

Search Consoleでは、AIによる概要やAIモードからのクリックは、検索タイプ「ウェブ」の数に含まれます。

他の検索結果ページと同様に、AI 機能(AI による概要や AI モードなど)に表示されるサイトも、Search Console の全検索トラフィックに反映されます具体的には、検索タイプが「ウェブ」のパフォーマンス レポートに含まれます。

出典:Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」

Search Console ヘルプによると、2025年5月13日〜2026年4月27日は、表示回数が正しく記録されていませんでした(クリック率と平均掲載順位も影響を受け、クリック数は影響を受けていません)。表示回数を前の年と比べるときは、この点に気をつけてください。

問い合わせや商談になっているか

問い合わせフォームの「何で知りましたか」の答えで、AI経由の問い合わせを数えます。数えるのは問い合わせの数だけでなく、そのうち商談になった数、成約になった数までです。

商談の場でも、何で知ったか、ほかにどの会社と比べたかを聞いて記録してください。経営者や営業責任者は、問い合わせの数だけでなく、商談になった数と比べられた相手を見ると、AIの答えで自社がどんな会社と並んでいるかもわかります。

どこで止まっているか

3段階の記録をもとに、どこで止まっているかを見分けます。止まっている段階ごとに、見直すところは次のとおりです。

見えていること止まっている段階見直すところ
AIの答えに自社が出ていないAIの回答質問に答えるページ、料金・事例・強みの書き方、社外のページ
答えに出ているのに、サイトに来ないAIからサイトへの訪問AIの答えでの自社の説明、一緒に並んだ会社との違いの書き方
サイトに来ているのに、問い合わせがない問い合わせ問い合わせの前に迷うところ、問い合わせボタンとフォーム
問い合わせはあるのに、商談や成約にならない商談・成約対象・料金の目安・支援の範囲の書き方(合わない相談が来ていないか)

検索からの流入そのものが落ちている場合は、先にその原因を確かめてください。調べ方は、「SEO記事のアクセスが減ったら?」の記事で説明しています。

自社で始めるか相談するかの選び方

ここまでの手順は、自社で始めることも、外の会社に相談することもできます。決める前に、次の表で今の状態を確かめてください。

確かめること見る場所当てはまったときにやること
自社の名前がAIの答えに出るかChatGPT・Gemini・Claudeに聞いた記録出ないなら、質問に答えるページと社外のページを整える
料金や事例を広告用のページだけに書いていないか広告用のページとサービスページ検索に出るサービスページにも書く
サービスページに誰向けか・料金の目安・事例が書いてあるかサービスページ足りない項目を書き足す
フォームで知ったきっかけを聞いているか問い合わせフォーム「何で知りましたか」の項目と「AI(ChatGPTなど)」の選択肢を足す
GA4でAIからの訪問を見られるかGA4のチャネルのレポートGA4を入れていなければ入れ、「AI アシスタント」のチャネルを見る

当てはまるものが多く、社内で手が回らない場合は、相談先を探すほうが早く進むでしょう。

始める前に確かめること

表に沿って、まず自社の名前がAIの答えに出るかを、お客様が聞きそうな質問で確かめます。次に、料金や事例を広告用のページだけに書いていないか、サービスページに誰向けか・料金の目安・事例が書いてあるかを見ておきましょう。

最後に、問い合わせフォームで知ったきっかけを聞いているか、GA4でAIからの訪問を見られるかを確かめます。この2つがないと、取り組みを始めても、AI経由の問い合わせが増えたかどうかがわかりません。

うまくいかない進め方

1つ目は、広告をいきなり止めてしまうことです。AI検索は結果が見えるまでに時間がかかるので、その間の問い合わせが減ってしまいます。広告は続けながら、AI経由の問い合わせを見て少しずつ見直しましょう。

2つ目は、AIからの訪問だけを見て、問い合わせまで測らないことです。訪問が増えても、問い合わせや商談につながっているかはわかりません。フォームで知ったきっかけを聞き、商談や成約まで数えてください。

3つ目は、料金や事例の説明を、広告用のページや紹介者に任せたままにすることです。検索に出るサービスページに書いていないと、AIが答えの材料にしにくくなります。広告用のページや紹介者が伝えていた中身を、サービスページにも書くのが対策です。

自社で始められる場合

サービスページに料金の目安や事例をすでに書いていて、ページの更新とGA4の設定を社内でできる会社は、この記事の手順で自社で始められます。

まずは狙う質問をいくつかに絞り、毎月同じ質問でAIの答えを確かめながら、ページを直していきましょう。

急がなくてよい場合

今の広告の費用で採算が合っている会社や、紹介だけで受けきれないほど仕事が来ている会社は、急いで外に頼まなくてもかまいません。

その場合も、問い合わせフォームで知ったきっかけを聞くことは、先に始めておくとよいでしょう。AI経由の問い合わせがどのくらいあるかがわかり、あとで取り組むかを決めるときの材料になります。

相談先を選ぶときに見る6つのこと

相談先を選ぶときは、次の6つを比べてください。

  • 料金の総額:初期費用に、最低契約期間の月数分の月額を足した額で比べます。月額10万円・12か月・初期30万円なら最低150万円です。
  • 無料診断の有無:契約の前に、AIの答えに自社がどう出ているかを無料で見てもらえるか
  • 対応するAI:ChatGPT・Gemini・GoogleのAIによる概要など、お客様が使うAIに対応しているか
  • 対応範囲:分析と提案で終わるのか、記事やページの直し、外部への情報発信まで任せられるのか
  • 効果の測り方と報告:何を測るのかと、報告がどのくらいの間隔で届くか
  • 公開している事例:業種・期間・何と比べた数字かといった条件が書いてあるか

6つそれぞれの確かめ方を「ChatGPTで自社をおすすめしてもらうには?」で説明しています。

相談先の会社の一覧と比較は「AIO・LLMO・GEO対策会社おすすめ21選」の記事で、費用の詳しいことは「AIO対策の費用相場」の記事で説明しています。

このほかに見るとよいこと

広告費が上がった会社や紹介頼みの会社は、6つのほかに、次の4つも見ておくと安心です。

  • 問い合わせまでのページの直しまで、支援に入っているか
  • AI経由の訪問だけでなく、問い合わせまで測って報告するか
  • 広告や紹介と並行して進める前提で話してくれるか
  • 紹介で来る仕事の中身を聞き取って、ページにしてくれるか

契約の前の打ち合わせでこの4つを聞いておくと、頼んだあとに「思っていた範囲と違った」となりにくくなります。

AI検索から問い合わせを増やすならフォワードX

AI検索からの問い合わせを増やしたいときの相談先として、フォワードXのAIO支援をご紹介します。フォワードXに頼むときの強みは、次の6つです。

今あるSEOの資産を活かして進められる

フォワードXは「SEOを土台にした、本質的なAIO対策」をうたい、AI検索だけを切り離さずに、SEO・サイト構造・コンテンツ・外部評価まで含めて改善する方針です。今あるSEOの資産も活かしながら、AI検索の対策を進めます。

この記事の「料金・事例・強みをサービスページに書く」で説明したとおり、GoogleのAIによる概要やAIモードにページが出るには、そのページがGoogle検索に登録されている必要があります。

これまでSEOで書いてきた記事やサービスページは、AI検索の対策でも使える材料です。広告用のページや紹介者に任せてきた料金・事例・強みも、すでに検索に出ているページに書き足す形で進められます。

詳しくはこちら

問い合わせまでのページの直しまで任せられる

戦略を立てるだけでなく、記事・FAQ・サービスページの制作や情報設計から、問い合わせまでの流れ(コンバージョン導線)の改善まで対応します。分析から記事制作・サイトの改善・効果検証まで実務を伴走するので、社内に専門の担当者がいなくても進められる体制です。

この記事の「問い合わせまで進めるページの直し方」で説明した、問い合わせの前に迷うところをサービスページやFAQに書く作業や、問い合わせボタンまでの流れの見直しも相談できます。効果検証では、問い合わせボタンなど(CTA)を直したあとの状況も確かめます。

ページの直しまで任せたい場合は、プロフェッショナルプランで、FAQや構造化データの対応、今ある記事の書き直し、WordPressの簡単な修正まで頼めます。FAQや構造化データの提案を受けて、ページは社内で直したい場合は、ベーシックプランも選択肢の1つです。

詳しくはこちら

AIからの流入と推奨の状況を毎月報告している

AIからの流入数の計測と、AIの答えでの参照・引用・推奨の状況を、月1回のレポートで報告します。月次の定例ミーティングは、進み具合と成果を報告し、競合の状況も踏まえて、次の月からの対策を提案する場です。

レポートで追う目標(KPI)は、戦略を決める段階で、参照・引用・推奨の3つに分けて決めます。この記事の「AI検索からの問い合わせの測り方」の3段階で言えば、AIの回答と、AIからサイトへの訪問にあたる数字です。

問い合わせや商談の数は、この記事の「フォームで知ったきっかけを聞く」のとおり自社でも数えておくと、レポートと並べて見られます。

詳しくはこちら

問い合わせが減っていた会社の支援事例を公開している

事例・実績のページでは、SEOの流入はあるのに問い合わせが減っていたWeb制作会社(支援テーマは新規顧客獲得)の事例を公開しています。

AIに聞かれる質問と競合を分析したうえで、サイトの情報設計と構造化データを見直し、コンテンツ制作やFAQの新設、プレスリリースなどでの外部への情報発信を進めました。前年と比べると、AI(LLM)経由のサイト流入数は5.3倍に、問い合わせ数は約2倍に増えました。

事例の結果はその会社の条件のもとでのもので、業種や状況が違えば結果も変わります。

詳しくはこちら

士業や採用のAIOにも対応している

一般の会社のほか、士業の事務所向けのAIOと、採用のためのAIOにも対応しています。どちらも、料金は一般の会社向けのAIO支援と同じです。士業AIOは、弁護士・税理士・社労士の事務所が主な対象で、そのほかの士業は相談のうえで対応できるかを案内しています。

事務所の専門分野・対応業務・対応地域・解決事例・料金などを、「この相談なら、この事務所」とAIが判断できる形に整えます。記事などは、各士業の法令や広告の規程、所属団体のルールを踏まえて作ります。

採用AIOでは、求職者が「未経験から営業職に転職できる会社を教えて」とAIに聞いた場面で、自社の仕事内容・働き方・キャリアパスなどが正しく伝わるよう、情報を整えるのがねらいです。求人媒体やスカウトはやめずに、AI検索を採用の接点として加える考え方です。

士業AIOの詳しくはこちら

採用AIOの詳しくはこちら

無料診断から始められる

無料診断は0円で、競合分析(1社まで)、AIに聞かれる質問の分析(プロンプト分析)、SOV(シェア・オブ・ボイス。AIにどのくらい推奨されているかを数値にしたもの)の分析、改善案の提示を受けられます。

続けて支援を受ける場合も、初期費用はかかりません。最低契約期間は3か月からです。

初期費用はかかりません。

※ 最低契約期間は3ヶ月〜になります。

出典:フォワードX「AIO支援サービス」(料金プラン、よくあるご質問:初期費用)

会社があるのは東京・茅場町で、住所は東京都中央区新川1-3-21 BIZ SMART茅場町206です。

詳しくはこちら(無料診断の申し込み)

AI検索からの問い合わせについてよくある質問

広告費が上がった会社や紹介頼みの会社から、よくある疑問に短く答えます。

広告費が上がった会社は、何から始めればいい?

広告で問い合わせが来ていた言葉をAIへの質問に直し、その質問で候補に入るよう、料金・事例・強みを検索に出るサービスページに書くことから始めましょう。詳しくは、この記事の「広告費が上がった会社の進め方」で説明しています。

紹介頼みの会社にも、AI検索から新しい相談は来る?

来るとは約束できませんが、紹介で来る仕事の中身を自社サイトと社外のページに書いておけば、AIが答える前に読む材料に自社の情報が入ります。詳しくは、この記事の「紹介頼みの会社の進め方」で説明しています。

広告はやめて、AI検索に切り替えたほうがいい?

広告はいきなり止めず、AI検索の取り組みと並行して進めてください。AI経由の問い合わせを測りながら、どの言葉の広告を減らすかを見直します。

AI検索から問い合わせが来るまで、どのくらいかかる?

業種や比べられる会社の状況で変わり、決まった目安はありません。進み具合は、AIの回答・サイトへの訪問・問い合わせの3段階で毎月確かめましょう。測り方は、この記事の「AI検索からの問い合わせの測り方」で説明しています。

AI経由の問い合わせは、どうやって数える?

問い合わせフォームの「何で知りましたか」に「AI(ChatGPTなど)」の選択肢を入れて数え、GA4の「AI アシスタント」のチャネルの訪問とあわせて見ましょう。数え方は、この記事の「問い合わせや商談になっているか」で説明しています。

GoogleのAIによる概要から来た人は、GA4のどこに入る?

GA4では、「AI アシスタント」ではなく「オーガニック検索」に入ります。Search Consoleでの見方は、この記事の「AI検索からの問い合わせの測り方」で説明しています。

広告用のページも、AIの答えに使われる?

Google検索では、検索に出さない設定(noindex)にしたページは、AIによる概要やAIモードにも出ません。大事な料金・事例・強みは、検索に出るサービスページにも書いておいてください。

社内にWebの担当者がいなくても進められる?

進められます。ページに書く中身は仕事をよく知る経営者や営業責任者が出し、ページの直しや計測は外の会社に頼むこともできます。頼む場合の選び方は、この記事の「自社で始めるか相談するかの選び方」で説明しています。

SEO記事のアクセスも落ちている場合は、どちらを先に見る?

検索からの流入そのものが落ちているなら、先にその原因を確かめましょう。調べ方は、「SEO記事のアクセスが減ったら?」の記事で説明しています。

士業の事務所でも、同じ進め方でいい?

紹介で来る仕事の中身をページに書く考え方は同じです。ポータルサイトや紹介に頼らずに相談を集める士業向けのやり方は、「士業事務所のAIO対策とは」の記事と、弁護士・税理士・社労士向けの記事で説明しています。

まとめ

広告費が上がった会社も紹介頼みの会社も、AI検索から問い合わせを増やすには、お客様がAIに聞く質問を決め、料金・事例・強み・進め方を、検索に出るページと社外のページに書きます。

そのうえで、問い合わせの前に迷うところに答え、AIの回答・サイトへの訪問・問い合わせの3段階で測りながら、広告や紹介と並行して進めましょう。

監修者:フォワードX株式会社 代表取締役 塩野豪(行政書士)

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この記事の執筆・監修

フォワードX株式会社 AIO編集部

AIO・SEO・生成AI領域の専門チームが執筆・監修しています。

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